相続の相談はどこに する？

「誰が遺産を相続するかでもめているが、どこに相談すればいい？」

「他の相続人に支払う代償金でもめているが、誰に相続の相談をする？」 

このように、相続について紛争が起きている場合は、弁護士に相続の相談をしましょう。

相続の相談を弁護士にする際は費用についても教えてもらうといいでしょう。

「亡くなった人名義の自動車の相続の相談はどこに相談する？」

「金融機関の相続の手続きで相談したいが誰に相談する？」

このように、自動車の相続の相談、預貯金だけが遺産である場合の相談は、行政書士に相続の相談をすると良いでしょう。

相続の相談を行政書士にする際は相続手続き費用についても教えてもらうといいでしょう。

「相続による不動産の名義変更で相談したいが、どこに相談すればいい？」

「法務局の相続登記で相談したいが、登記の相談は誰に相談するの？」

「不動産を相続した時の名義変更、遺産分割協議書はどこに相談する？」

このように、相続した不動産について、不動産相続登記、不動産の名義変更を相談したい場合は、司法書士に相続の相談をしましょう。

不動産の相続に関する遺産分割協議書も司法書士に相談すれば作成してくれます。

相続に必要となる被相続人の戸籍謄本も司法書士に相談すると取り寄せてくれます。

相続の相談を司法書士にする際は相続登記費用についても教えてもらうといいでしょう。

「相続税がかかる時は、どこに相談する？」

「相続税を税務署に申告したいので、相談できる専門家を探している」

このような時は、税理士に相続の相談をしましょう。

相続税の基礎控除額＝3000万円＋（600万円×法定相続人の人数）

この金額以上の遺産がある時は、相続にかかる税金を相談しましょう。

生前に相続時精算課税による贈与を行った場合の税務署への相続税の申告も税理士に相談しましょう。

相続の相談を税理士にする際は相続税手続き費用についても教えてもらうといいでしょう。

相続手続きによって、期限があることがあります。

相続が起きると、あっという間に、何カ月も過ぎてしまうものです。

どこに相談したらいいかな？

と思っているうちに、相続の期限を経過してしまわないように注意しましょう。

相続を放置すると不利益があることがありますから、早めに相談できる専門家をさがして、相続の相談をすることをおすすめします。 

亡くなった親の不動産を売却したい時の相続の手続きの流れは、次のとおり①→②という流れになります。

①司法書士に相続の相談をして不動産の相続登記（親名義→子ども名義）

②不動産屋に相続した不動産の売却を相談 

被相続人の名義のまま、相続した不動産を売ることはできませんから、まず、司法書士に相談して名義を変更しておきましょう。